アメリカのコミカレの体験を聞く

先日、アメリカのコミカレ(コミュニティカレッジ)に留学中の知人と学校帰りに話す機会がありました。その知人は、リベラルアーツという一般教養のコースをコミュニティカレッジで取っているそうです。

リベラルアーツのコースでは、理系のコースと文系のコースの両方を取っていくらしいです。驚いたのは、アメリカの場合、医学部や法学部といった学部が4年制大学にはないそうです。なので、医者や弁護士になる様なエリートでも、最初にリベラルアーツの一般教養を身に付けて、大学院でメディカルスクールやロースクールなどに入るのだそうです。

アメリカのコミカレで勉強している知人は、一般教養の授業で、今、アメリカの歴史、心理学の入門コース、英作文のコース、コンピュータのコースなどを取っているそうです。クラスメイトは9割以上がアメリカ人で、一部、中国人、ベトナム人、韓国人などの留学生もいるのだそうですが、圧倒的にマイノリティとのことです。

単位を60取ると卒業できるといいます。3単位が1コースなので20コースを2年間に取るという計算になると思います。コミカレでの成績がいいと、4年制大学に編入できる可能性があるとのことなので、アメリカのコミカレに通う友達は一生懸命頑張っているそうです。